持続化補助金 第19回のスケジュールと要点
小規模事業者持続化補助金〈一般型・通常枠〉の第19回は、2026年4月30日(木)17:00に申請受付が締め切られ、2026年7月29日に採択結果が発表されました。申請16,576件のうち7,819件が採択され、採択率は約47.2%でした(中小機構)。今日(2026年10月15日)からは第19回に申し込めません。これから申請する人は第20回(受付2026年11月5日〜12月15日17:00)が対象です(商工会議所地区事務局)。

あなたに合うのはどれ?
今の状況によって、やることと最初に開くページが変わります。
| 状況 | まず選ぶもの | 最初に開くページ |
|---|---|---|
| 第19回で採択された | 見積書の提出、そのあと実績報告の準備 | 採択者向け情報(商工会地区) または商工会議所地区事務局 |
| 第19回で不採択だった・出しそびれた | 第20回に申請する | 応募する(商工会議所地区) |
| 補助金がはじめてで、何から始めればいいか分からない | GビズIDプライムを取って、地元の商工会・商工会議所に相談する | GビズID 申請ページ |
| 本業が忙しく、書類づくりの時間がとれない | 無料の相談窓口(商工会・商工会議所、よろず支援拠点)を使う | よろず支援拠点 |
- 採択された人は、見積書を出して「交付決定」を受けるまで発注しないでください。交付決定より前に払った経費は補助の対象になりません(hojyokin-concierge)。
- 第20回に申請する人は、申請の締切(12月15日)より前の12月4日に「様式4」の発行受付が締め切られます。実際の締切は12月4日と考えてください。
第19回のスケジュールを時系列で確認
第19回は、公募要領の公開(1月28日)から採択発表(7月29日)までおよそ半年でした。採択された人の補助事業は2027年6月30日までに終える必要があります。
申請から採択発表まで
| 日付 | 出来事 | 出典 |
|---|---|---|
| 2026年1月28日(水) | 公募要領の公開 | 中小企業庁 |
| 2026年3月6日(金) | 申請受付の開始 | 商工会議所地区事務局 |
| 2026年4月16日(木) | 事業支援計画書(様式4)の発行受付の締切 | 同上 |
| 2026年4月30日(木)17:00 | 申請受付の締切 | 同上 |
| 2026年7月29日(水) | 採択結果の発表(16,576件中7,819件を採択) | 中小機構 |
様式4は、地元の商工会・商工会議所に事業計画を見てもらって発行してもらう書類です。第19回では、申請締切の2週間前にこの書類の受付が締め切られていました。
採択されたあとの期限
| 期限 | やること | 出典 |
|---|---|---|
| 採択後、できるだけ早く | 見積書等(相見積もりを含む)の提出 | 採択者向け情報 |
| 採択発表からおおむね1〜2か月 | 交付決定通知書の受け取り(目安) | soyogi-office |
| 交付決定日〜2027年6月30日(水) | 補助事業の実施(発注・支払いもこの期間に) | 採択者向け情報 |
| 事業終了から30日以内、または2027年7月10日(土)17:00のどちらか早いほう | 実績報告書の提出(事務局必着) | 同上 |
| 事業終了の翌月から1年間が対象 | 事業効果報告書の提出(対象期間の翌日から30日以内) | 同上 |
商工会地区の事務局は、実績報告の審査に提出から3〜4週間ほどかかり、不備の修正が何回も続くと補助金額が決まるまで3か月ほどかかることがあると案内しています(商工会地区事務局)。補助金は後からの精算払いなので、そのあいだの支払いは自分の資金で立て替えることになります。
第19回の採択率と過去の回との比べ方
第19回の採択率は47.2%で、申請者の半分以上が不採択でした。
| 回 | 採択率 |
|---|---|
| 第15回 | 41.8% |
| 第16回 | 37.2% |
| 第17回 | 51.1% |
| 第18回 | 48.1% |
| 第19回 | 47.2% |
出典:第19回は中小機構、第15〜18回はsoyogi-office の集計
最近の回はだいたい40〜50%前後です。「出せば通る補助金」ではありません。不採択でも次の回にもう一度申請できるので、事業計画を見直して出し直す人もいます。
補助額と、第19回から第20回で変わった点
補助額は基本が上限50万円・補助率3分の2で、条件を満たすと上限が上がる「特例」があります。
補助額と補助率(第20回の公募要領をもとにした整理)
| 区分 | 補助上限 | 補助率 |
|---|---|---|
| 基本(通常枠) | 50万円 | 2/3 |
| インボイス特例 | +50万円 | 2/3 |
| 賃金引上げ特例 | +150万円 | 2/3(赤字事業者は3/4) |
| 両方の特例を使う場合 | 最大250万円 | 同上 |
出典:しおみ行政書士事務所による第20回公募要領のまとめ(2026年10月時点・最新は公式の公募要領で確認してください)
たとえば、対象経費が60万円(税抜)で基本枠だけを使う場合、60万円×2/3=40万円が補助額の上限の目安です。残りの20万円と消費税は自己負担になります。
対象になる人
対象は「小規模事業者」で、商業・サービス業(宿泊業・娯楽業を除く)は従業員5人以下、製造業その他と宿泊業・娯楽業は20人以下です。会社、個人事業主、一定の要件を満たすNPO法人が申請できます(同上)。まだ開業していない人は一般型・通常枠の対象外です。開業届を出してから申請してください。
第19回で変わったこと
- 「米国の相互関税の影響を受けている事業者」が加点の対象に加わりました(soyogi-office)。
- 書籍・資料の購入などが、補助の対象にならない経費に加わりました(同上)。
- 同じ時期に募集された「創業型」(第3回)は、対象が「創業から1年以内」に狭まりました(以前は3年以内)(同上)。
第20回で変わること
- 機械装置などの相見積もりが必要になる金額が「税込100万円超」から「税込50万円超」に下がりました。
- 広報費に税込30万円の上限ができました。
- ウェブサイト関連費の上限は税込30万円にそろえられました。
出典:しおみ行政書士事務所(2026年10月時点・最新は公式で確認)
第19回の感覚のまま「ホームページ制作とチラシで80万円」のような計画を立てると、第20回では上限に引っかかる場合があります。
第20回に申請する手順(第19回で出せなかった人向け)
第20回の申請は電子申請だけで、GビズIDのアカウントが必要です。
第20回の日程
| 日付 | 出来事 |
|---|---|
| 2026年5月27日(水) | 公募要領の公開 |
| 2026年11月5日(木) | 申請受付の開始 |
| 2026年12月4日(金) | 様式4の発行受付の締切 |
| 2026年12月15日(火)17:00 | 申請受付の締切 |
| 2027年3月ごろ(予定) | 採択発表 |
出典:商工会地区事務局、商工会議所地区事務局、採択発表の予定はしおみ行政書士事務所
申請の流れ
- 自分の地区を確認する:事業所が「商工会議所の地区」か「商工会の地区」かで事務局が分かれます。分からないときは商工会地区事務局(03-6634-9307)に問い合わせます(商工会地区事務局)。
- GビズIDを取る:GビズIDでアカウントを申請します。マイナンバーカードを使うオンライン申請なら最短で即日、書類を郵送する申請だと発行まで最大1か月かかります。
- 公募要領を読む:事務局サイトの「第20回 公募要領(第8版)」をダウンロードし、対象経費と対象外経費を確認します(商工会議所地区事務局)。
- 経営計画・補助事業計画をつくる:何に、いくら使って、どう販路を広げるかを書きます。
- 商工会・商工会議所で様式4を発行してもらう:計画を見てもらい、事業支援計画書(様式4)を発行してもらいます。締切は12月4日です。
- 電子申請システムから申請する:電子申請システムにGビズIDでログインし、書類をアップロードして送信します。使えるブラウザはWindowsならChrome・Edge、MacならChrome・Safariです(応募する)。
つまずきやすい所と直し方
| つまずき | 直し方 |
|---|---|
| GビズIDが締切に間に合わない | マイナンバーカードでオンライン申請します。書類申請しかできない場合は、今日のうちに出します |
| 様式4の締切(12/4)を過ぎてしまった | 申請締切の12/15ではなく、12/4を自分の締切にします。商工会・商工会議所は混み合うので、11月中に相談の予約を入れます |
| 電子申請の画面がうまく動かない | 推奨のブラウザに切り替えます。それでも直らないときは操作の問い合わせ窓口(03-6636-5569、9:00〜12:00・13:00〜17:00)に連絡します(商工会地区事務局) |
| 添付ファイルがアップロードできない | 使える形式はPDF・ZIP・PNG・JPG・Word・Excelなどです。形式を確認します(応募する) |
| 「事務局が紹介する」という勧誘が来た | 事務局は個人への補助金の紹介や仲介をしていないと案内しています。応じないでください(商工会議所地区事務局) |
申請するときの注意点
いちばん多い失敗は「採択されたらすぐ買ってしまう」ことと「期限の勘違い」です。
- 交付決定より前に発注・支払いをしない:採択の通知だけでは事業を始められません。交付決定日より後に始める必要があります(soyogi-office)。
- 実績報告の期限を守る:期限までに実績報告書を出さないと、交付決定が取り消されて補助金を受け取れなくなることがあります(採択者向け情報)。
- 相見積もりの基準:第20回は税込50万円を超える機械装置などで相見積もりが必要です。
- 入金まで時間がかかる:補助金は精算払いです。実績報告の審査に3〜4週間かかり、不備が続くと3か月ほどかかることもあるので、資金繰りに余裕を持たせてください。
よくある質問
第19回の締切はいつでしたか?
2026年4月30日(木)17:00でした。様式4の発行受付は、それより前の4月16日(木)に締め切られています(商工会議所地区事務局)。
第19回の採択発表はいつで、採択率はどれくらいでしたか?
2026年7月29日に発表されました。申請16,576件のうち7,819件が採択され、採択率は約47.2%です(中小機構)。採択者の一覧は、商工会地区と商工会議所地区のそれぞれの事務局サイトで見られます。
今から第19回に申請できますか?
できません。第19回の受付は終わっています。いま申請できるのは第20回で、受付は2026年11月5日〜12月15日17:00です(商工会議所地区事務局)。
第19回で採択されました。いつまでに何をすればいいですか?
まず見積書等を提出し、交付決定を受けてから発注します。補助事業は2027年6月30日までに終え、事業終了から30日以内か2027年7月10日17:00のどちらか早いほうまでに実績報告書を出します(採択者向け情報)。
不採択でした。第20回にもう一度出せますか?
第20回にも申請できます。最近の採択率はだいたい40〜50%前後なので、不採択は珍しくありません。様式4を発行してもらうときに、商工会・商工会議所で計画のどこを直せばよいか相談すると、見直す点がはっきりします。
次にやること
第20回に出すなら、まずGビズIDと商工会・商工会議所への相談予約の2つから始めます。
① 自分でやる人の今日の一歩
- GビズIDのアカウントがあるか確認し、なければマイナンバーカードでオンライン申請する
- 地元の商工会・商工会議所に電話して、様式4の相談の予約を11月中に入れる
- 第19回で採択された人は、採択者向け情報を開いて見積書の提出が済んでいるか確認する
② 自分でやるのが大変・早く確実にしたい人向けの選択肢
| 選択肢 | 費用 | 向いている人 | 向いていない人・注意点 |
|---|---|---|---|
| 商工会・商工会議所の経営指導員 | 無料(会員かどうかで対応が違う場合があるので窓口で確認) | はじめて申請する人。どのみち様式4はここで発行してもらう | 締切が近いと混み合うので、早めの予約が必要です |
| よろず支援拠点(国の無料経営相談) | 無料 | 販路開拓の計画そのものを一緒に考えたい人 | 書類を代わりに作ってはもらえません |
| 行政書士・認定支援機関などの専門家 | 有料(料金体系は事務所ごとに違うので、見積もりで確認) | 時間がなく、書類の確認を任せたい人 | 頼んでも採択は約束されません。事務局は個人への補助金の紹介・仲介はしていないため、「事務局から」と名乗る勧誘には応じないでください(商工会議所地区事務局) |
どの方法でも、事業計画の中身は自分の事業のことなので、自分で説明できるようにしておくのが大切です。無料の窓口で足りるかを先に確かめ、それでも手が回らないときに有料の専門家を考える、という順番がおすすめです。
③ このサイトの関連記事
このテーマの関連記事はまだありません。GビズIDの取り方や第20回の申請の書き方は、記事ができしだいここに追加します。
出典
- 中小企業庁「小規模事業者持続化補助金<一般型・通常枠>第19回公募の採択事業者を決定しました」
- 中小機構「小規模事業者持続化補助金 一般型<通常枠>(第19回締切)の採択者が公表されました」
- 商工会議所地区 小規模事業者持続化補助金事務局
- 商工会議所地区事務局「応募する」
- 商工会地区 小規模事業者持続化補助金事務局
- 商工会地区事務局「採択者向け情報」
- 第19回公募要領(第6版)PDF
- 持続化補助金 電子申請システム
- GビズID プライムアカウントの申請
- よろず支援拠点
- soyogi-office「第19回 公募要領が公表されました」
- soyogi-office「第19回 採択が発表されました。採択率は47.2%」
- しおみ行政書士事務所「第20回 公募要領まとめ」
- 補助金コンシェルジュ「小規模事業者持続化補助金の採択後の流れ」