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DaVinci Resolve無料版の使い方、最初の一歩

DaVinci Resolve無料版の使い方、最初の一歩

2026-10-15 · 15分で読めます

#DaVinci Resolve #動画編集 #初心者

DaVinci Resolve無料版は、Blackmagic Designの公式サイトから無料でダウンロードできます。インストールしたら、「新規プロジェクト」→「メディアの読み込み」→「カットまたはエディットページで切る」→「デリバーページで書き出す」の順に進めれば、最初の動画が1本できあがります。無料版で書き出せるのはUltra HD(3840×2160)・60fpsまでです(Blackmagic Design公式)。YouTubeやSNS、学校や仕事で使う動画なら、無料版でまず困りません。

あなたに合うのはどれ?

ほとんどの人は、無料版の「カットページ」から始めれば十分です。下の表で、自分に近い行を選んでください。

状況まず選ぶもの最初に開くページ理由
初めて動画を編集する。お金はかけたくないDaVinci Resolve(無料版)カットページ切る・つなぐ・書き出すが1画面でできます
YouTube・SNS用の動画を毎週作りたい無料版エディットページテロップやBGMを何段も重ねやすい画面です
学校の課題や社内向けの説明動画無料版カットページ1080p・60fpsまでで足りることがほとんどです
仕事で毎日使う。4Kを超える解像度や120fpsが必要DaVinci Resolve Studio(有料・買い切り)エディットページ無料版の上限はUHD・60fpsです(公式)
スマホで撮った動画の再生がカクつく、AIでノイズを消したい無料版で試したあと、必要ならStudioエディットページH.264/H.265のハードウェア処理やAIノイズ除去はStudio版の機能です(公式)
パソコンがIntel Macだけ先に動作環境を確認する—Resolve 21はApple Silicon搭載のMacにしか対応していません(下の「パソコンは足りる?」を参照)

向いていない人もいます。スマホだけで完結させたい人や、テンプレートを選ぶだけで数分で仕上げたい人は、機能が多すぎて最初は迷いやすいかもしれません。

DaVinci Resolve無料版でできること・できないこと

カット編集、テロップ、BGM、色の調整、書き出しといった基本の作業は、無料版でひととおりできます。2026年10月時点の最新はDaVinci Resolve 21で、次のページ(作業ごとの画面)に分かれています(公式製品ページ)。

ページ名何をする画面か初心者が使うか
メディア素材の管理・読み込みときどき
フォト静止画の編集(21で追加)必要なときだけ
カットすばやく切ってつなぐ最初はここ
エディット細かい編集、テロップ、BGM慣れたらここ
FusionVFX・モーショングラフィックス後回しでOK
カラー色の補正後回しでOK
Fairlight音の編集後回しでOK
デリバー書き出し最後に必ず使う

無料版とStudio版の違い

無料版とStudio版の差は、主に「上限」と「上級者向けの機能」です。

項目無料版Studio版
価格0円51,980円(税込・買い切り、2026年10月時点・最新は公式で確認)
解像度・フレームレートUltra HD 3840×2160・60fpsまで32K・120fpsまで
GPU基本の処理マルチGPU、H.264/H.265のハードウェアアクセラレーション
AI機能一部顔認識、Super Scale、スピードワープ、Magic Mask、オブジェクト除去など
ノイズ除去なしAIを使った時間的・空間的ノイズ除去
HDR・納品—Dolby Vision、HDR10+、DCP、IMF

出典: DaVinci Resolve Studio(公式)

判断の目安: 書き出しが1080pか4K(UHD)で、フレームレートが60fps以下なら、無料版のままで大丈夫です。

注意:無料版でもStudio限定の機能を使うと透かしが出ます

無料版でStudio限定のエフェクトを使うと、ビューアに透かし(ウォーターマーク)が表示されます(CineD日本語版の比較記事)。エフェクト一覧で「Studio」と表示されているものは、最初は使わないでおくと安心です。透かしが出る条件をほかのソフトと比べたいときは、動画編集ソフトの無料版、透かしが消える条件とはを参考にしてください。

パソコンは足りる?動作環境の目安

Resolve 21は、MacならApple Silicon(M1以降)とmacOS 15 Sequoia以降が必要です。Windowsなら、メモリ16GBとVRAM 4GB以上のGPUが最低ラインです。以下は、公式のリードミー(インストーラに入っている説明ファイル)をもとにまとめられた最小要件です(ClipVerdictのまとめ)。いちばん新しい情報は、ダウンロードしたインストーラに付いているリードミーで確認してください。

MacWindows
OSmacOS 15 Sequoia以降Windows 10 Creators Update以降(64bit)
チップApple Siliconのみ(Intel Macは非対応)—
メモリ8GB(Fusionを使うなら16GB)16GB(Fusionを使うなら32GB)
GPU内蔵GPUで可内蔵または単体GPU、VRAM 4GB以上

これから買う人の判断基準

インストールから日本語表示までの手順

ダウンロードは、必ず公式サイトからします。配布元が分からないサイトのファイルは使わないでください。

  1. DaVinci Resolveの公式ページを開き、「無償でダウンロード」のボタンを押します。
  2. 「DaVinci Resolve」(無料版)と「DaVinci Resolve Studio」(有料版)が並んで表示されます。名前に「Studio」が付いていない方で、自分のOS(Windows / Mac OS X / Linux)を選びます。
  3. 登録フォームが出たら、名前やメールアドレスなどを入力してダウンロードします。
  4. ダウンロードしたファイルを開き、画面の案内どおりにインストールします。途中で使用許諾契約(EULA)が表示されます。商用利用の条件などは、ここで確認できます。
  5. 起動すると「プロジェクトマネージャー」が開きます。
  6. 表示が英語のときは、メニューの「DaVinci Resolve」→「Preferences」→「User」→「UI Settings」→「Language」で「日本語」を選び、Resolveを再起動します。

つまずきやすい所: Studio版をダウンロードしてしまうと、起動したときにアクティベーションキーを求められます。その場合は、無料版を入れ直してください。

最初のカット編集:読み込みから書き出しまでの操作順序

最初の1本は、「プロジェクトを作る→設定を決める→読み込む→切る→つなぐ→書き出す」の6段階で仕上がります。ここでは、カットページで読み込んで切り、デリバーページで書き出す流れを紹介します。

1. 新規プロジェクトを作る

  1. プロジェクトマネージャーで「新規プロジェクト」をクリックします。
  2. 名前を入れて(たとえば「はじめての動画」)、「作成」を押します。

2. 素材を読み込む前に、解像度とフレームレートを決める

最初に右下の歯車アイコン(プロジェクト設定)を開き、「マスター設定」で次の2つを決めます。

タイムラインのフレームレートは、タイムラインを作ったあとでは変えられません。素材を入れる前に決めておくと、作り直しになりません。

3. 素材を読み込む

  1. 画面下で「カット」ページを選びます。
  2. 左上のメディアプールにある「メディアの読み込み」を押すか、メニューの「ファイル」→「読み込み」→「メディア」を選びます。パソコンのフォルダからメディアプールへ、ファイルを直接ドラッグしても読み込めます。
  3. 「プロジェクトのフレームレートを変更しますか?」と聞かれたら、手順2で決めたフレームレートと同じなら「変更」で大丈夫です。迷ったら、撮影した動画のフレームレートに合わせてください。

4. タイムラインに並べる

  1. メディアプールのクリップを、下のタイムラインへドラッグします。並べた順番がそのまま動画の順番になります。
  2. タイムラインがまだなければ、このとき自動で作られます。

5. いらない所を切って消す

  1. スペースキーで再生し、切りたい所で止めます。
  2. 再生ヘッドの位置でクリップを分割します(カットページでは、タイムラインの上にあるハサミのアイコンも使えます)。
  3. いらない部分をクリックして選び、Deleteキーを押します。

つまずきやすい所: 消したあとに隙間が残ったら、その隙間をクリックして選び、Deleteキーを押すと詰まります。ショートカットが効かないときは、「DaVinci Resolve」→「キーボードのカスタマイズ」で、どのキーに割り当てられているかを確認できます。

6. 書き出す

カットページ右上の「クイックエクスポート」を使うと、YouTube向けやH.264などの形式で手早く書き出せます。細かく設定したい場合は、デリバーページを使います。

  1. 画面下で「デリバー」ページを開きます。
  2. 左上の「レンダー設定」で、プリセット(たとえば「YouTube」や「H.264」)を選びます。
  3. 「ファイル名」を入れ、「場所」の「ブラウズ」で保存先を選びます。
  4. 「レンダーキューに追加」を押します。
  5. 右側のレンダーキューで「すべてレンダー」を押すと、書き出しが始まります。

つまずきやすい所: 「レンダーキューに追加」を押しただけでは、書き出しは始まりません。最後に「すべてレンダー」を押すのを忘れないでください。

つまずきやすい所と直し方

困ることの多くは、「設定の食い違い」と「パソコンへの負荷」が原因です。症状から直し方を探してください。

症状よくある原因直し方
再生がカクカクする素材が重い(スマホのH.264/H.265など)。ハードウェア処理はStudio版の機能ですメディアプールでクリップを右クリック→「最適化メディアを生成」またはプロキシを作ってから編集します
画面が赤くなり「メディアオフライン」と出る元のファイルを移動・削除したファイルを元の場所に戻すか、クリップを右クリック→「選択したクリップを再リンク」で場所を指定し直します
縦動画の上下(左右)に黒い帯が出るタイムラインの解像度が横長のまま歯車アイコン→「マスター設定」で解像度を縦長(たとえば1080×1920)にします
音と映像がだんだんずれるスマホ動画の可変フレームレート書き出す前に必ず最後まで見て確認します。ずれる場合は、カメラアプリの設定でフレームレートを固定して撮り直すのが確実です
ビューアに透かしが出るStudio限定のエフェクトを使ったそのエフェクトを外すと消えます
起動しない・すぐ落ちる動作環境を満たしていない、GPUドライバが古い上の要件表で確認し、GPUドライバを公式のものに更新します

次にやること

まずは、1分くらいの短い動画を1本書き出してみてください。全部の機能を覚える必要はありません。

自分でやる人の今日の一歩

  1. 公式サイトから無料版をインストールして、表示を日本語にします。
  2. スマホで撮った30秒〜1分の動画を3本読み込み、カットページで並べて、いらない所を切ります。
  3. 「クイックエクスポート」か、デリバーページの「すべてレンダー」で、1本書き出します。

自分でやるのが大変・早く確実にしたい人向けの選択肢

選択肢費用(2026年10月時点・最新は公式で確認)向いている人向いていない人・注意点
公式の無料トレーニング動画・ガイドブック0円自分のペースで学びたい人。「編集入門 パート1」(1時間9分)・「パート2」(44分)などがあり、日本語版の「DaVinci Resolve 20 ビギナーズガイド」もあります(公式トレーニング)すぐ質問したい人。ガイドブックは1つ前のバージョン(20)向けなので、画面が少し違う場合があります
公式の認定トレーニング(認定トレーナー・トレーニングセンター)実施団体ごとに違う仕事で使うので、体系立てて短い期間で覚えたい人。オンラインと教室の両方があります(公式トレーニング)趣味で少し試したい人には、費用と時間が重く感じるかもしれません
DaVinci Resolve Studio51,980円(税込・買い切り)4Kを超える解像度・120fps・AIノイズ除去などが仕事で必要な人(公式)使い方を覚えたい段階の人。Studio版にしても操作は簡単になりません。まずは無料版で十分です

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よくある質問

DaVinci Resolve無料版に使用期限はありますか?

公式サイトの案内では、無料版は「DaVinci Resolve」という独立した製品として配布されています。期限付きの体験版ではありません(公式)。有料版は、名前に「Studio」が付いた別の製品です。

無料版で書き出した動画に透かしは入りますか?

通常の編集で書き出した動画には入りません。ただし、Studio限定のエフェクトを使うと透かしが表示されます(CineD)。そのエフェクトを外せば消えます。

YouTubeに4Kで投稿したい場合、無料版で足りますか?

足ります。無料版はUltra HD(3840×2160)・60fpsまで対応しているので、一般的な4K投稿の範囲に収まります(公式)。120fpsや、さらに高い解像度が必要な場合は、Studio版を考えてください。

カットページとエディットページ、どちらで覚えるべきですか?

最初の1本は、画面がシンプルなカットページがおすすめです。テロップやBGMを何段も重ねるようになったら、エディットページに移ると作業しやすくなります。同じプロジェクトのままページを切り替えられるので、作り直す必要はありません。

Intel Macでも使えますか?

最新のResolve 21は、Apple Silicon搭載のMacにしか対応していません(ClipVerdictのまとめ)。Intel Macを使っている場合は、インストールする前に、インストーラのリードミーで対応状況を確認してください。

出典