動画編集ソフト比較

動画編集ソフトの比較と使い方(CapCut・DaVinci Resolve の無料版の違い、パソコンのスペックの目安)を公式情報で解説

CapCut保存方法|スマホ・PCの画質設定とSNS別の早見表

運営 Aoba Works · 公開 · 26分で読めます

#CapCut #パソコン

CapCutで動画を保存するには、編集画面の右上から「エクスポート(書き出し)」を行います。スマホ版は右上の解像度ラベル(例「1080P」)で画質を選んでから書き出すと、iPhoneは「写真」アプリ、Androidはギャラリーに入ります。PC版は右上の「エクスポート」を押し、保存先フォルダ・解像度・フレームレート・ビットレートを決めてから書き出します。画質を落とさないためのコツは3つ。解像度を元の動画に合わせること、フレームレートを撮影時と同じにすること、ビットレートを下げすぎないことです。

ここで1つ区別しておきたいのが「保存」の意味です。CapCutの編集データ(プロジェクト)はアプリの中に残るだけなので、そのままではYouTubeやLINEに送れません。ほかの場所で使える動画ファイル(MP4など)にするには、エクスポートが必要です。

あなたに合うのはどれ?

まず、自分がどの端末で編集していて、どこに投稿するかを決めてください。下の表で自分に近い行を選ぶと、最初に開くページが分かります。

あなたに合うのはどれ?
状況まず選ぶもの最初に開くページ
初心者で無料から始めたい・スマホで撮ってスマホで編集するスマホ版CapCut(無料)・1080p・30fpsこの記事の「CapCutスマホ版の保存方法の手順」
iPhoneで保存したのに「写真」に出てこないiPhoneの写真アクセス設定を確認この記事の「CapCut iPhoneでの保存方法の手順」
YouTubeに横長の動画を出したい・学校や仕事の資料動画PC版CapCut・1080p・H.264この記事の「CapCut PC版の保存方法の手順」
4Kや60fpsで保存したい有料プランの条件を先に確認CapCut無料と有料の違い
透かしやロゴを確実に入れたくない有料素材・テンプレートを使わずに編集動画編集ソフトの無料版、透かしが消える条件
無料のまま4Kや細かい画質設定も使いたいCapCut以外の無料ソフトも検討DaVinci Resolve無料版の使い方

迷ったら「スマホ版・1080p・30fps」で1本書き出してみましょう。無料でできて、YouTube・TikTok・Instagramのどこに出しても困らない組み合わせです。

CapCutスマホ版の保存方法の手順

スマホ版は、右上の解像度ラベルで画質を選び、書き出しボタンを押すだけで保存できます。CapCut公式ヘルプ「CapCutで2K/4Kビデオをエクスポートする方法」(更新)で、モバイル版の手順は3段です。

スマホ版の書き出し手順

  1. 編集を終えたプロジェクトを開いたまま、画面右上の解像度ラベル(例「1080P」)をタップします。
  2. 出てきた選択肢から解像度を選びます。公式ヘルプにある選択肢は720p・1080p・2K(1440p)・4K(2160p)の4つです(CapCut公式ヘルプ)。同じ画面にフレームレート(30・60など)が並んでいれば、撮影時と同じ値にします。
  3. 右上の書き出し(エクスポート)ボタンをタップします。
  4. 進み具合が100%になるまで、アプリを閉じたり画面を切り替えたりせずに待ちます。
  5. 終わると共有先(TikTokなど)を選ぶ画面になります。端末への保存はもう済んでいるので、ここで「完了」を押して閉じても問題ありません。

保存先は、iPhoneなら「写真」アプリ、Androidならギャラリー(「フォト」や「ギャラリー」アプリ)です。

2Kや4Kが出てこないとき

4Kが選択肢にないのは、たいていスマホ側の条件が原因です。公式ヘルプには、iOSはiPhone 8以降、AndroidはGalaxy S22/S23やPixel 7/8 Proなどのハイエンド機種だけで4Kが表示される、と書かれています。CapCutはv12.0以降が推奨です(CapCut公式ヘルプ)。

「すべてのプラットフォームが高解像度のエクスポートをサポートしているわけではありません」(CapCut公式ヘルプ)

つまり、4Kが出ないのはアプリの故障とは限りません。たとえばAndroidの中くらいの価格帯の機種なら、1080pが上限でも普通のことです。

つまずきやすい所と直し方

つまずきやすい所と直し方
起きることよくある原因直し方
書き出しが0%や途中で止まる空き容量が足りない・画面を切り替えた不要な動画を消して容量を空ける。書き出し中は別のアプリを開かない
毎回同じ位置で止まるその位置のエフェクトや素材が重いその部分のエフェクトを外す、または解像度を1段下げる
保存したらぼやけている720pで書き出した・元素材の画質が低い1080pを選び直す。元の動画が720pなら上げても細かさは戻らない
書き出し前にPro加入画面が出る有料素材・有料エフェクトが入っている次の「無料版での保存方法と制限」を参照

CapCut PC版の保存方法の手順

PC版は右上の「エクスポート」を押して、保存先・解像度・フレームレート・ビットレートを決めてから書き出します。スマホ版より決められる項目が多く、コーデック(H.264かHEVC)や形式(MP4かMOV)まで選べます。

公式ヘルプでデスクトップ版の動作条件として書かれているのは、macOS Monterey(12.0)以降、またはWindows 10(64ビット)以降です。4Kを書き出すには十分なGPUとCPUの性能もいります(CapCut公式ヘルプ)。自分のパソコンで足りるか不安なときは、動画編集パソコンのスペック、最低限の目安で確認してください。

PC版の書き出し手順

  1. 編集を終えたら、画面右上の「エクスポート」をクリックします。
  2. ファイル名(タイトル)を入力します。あとで探しやすいよう、日付と内容を入れておきましょう。たとえば「2026-10-22_文化祭まとめ」。
  3. 書き出し先のフォルダを選びます。デスクトップや「ダウンロード」など、自分が見つけやすい場所にしておきます。
  4. 解像度を選びます。公式ヘルプによると、2K(2560×1440)と4K(3840×2160)も選べます(CapCut公式ヘルプ)。
  5. フレームレートを選びます。最大は60fpsです(同上)。
  6. ビットレートを選びます。CapCut公式の解説では、選択肢は推奨・低・高・カスタムの4つです(英語版の表示は Recommended / Lower / Higher / Custom)(CapCut公式リソース)。
  7. コーデックと形式を選びます。迷ったらH.264・MP4にします。
  8. もう一度「エクスポート」をクリックし、終わるまで待ちます。

キーボードが使えるのはPC版の強みです。動画の一部だけを書き出したいときは、再生位置で「I」を押して始まり、「O」で終わりを決めれば、その範囲だけが書き出されます(CapCut公式ヘルプ)。

スマホ版・PC版・ブラウザ版で選べることの違い

スマホ版・PC版・ブラウザ版で選べることの違い
項目スマホ版PC版ブラウザ版(CapCutオンライン)
解像度の選択肢720p・1080p・2K・4K(機種による)2K・4Kまで1080p・2K・4K
フレームレート選べる(表示は版による)最大60fps—
ビットレート細かい指定はなし推奨・低・高・カスタム無料は4Kで制限あり
保存先写真/ギャラリー好きなフォルダPCのダウンロード先
必要な環境iPhone 8以降などmacOS 12以降/Windows 10(64ビット)以降Chrome・Edge・Safari(最新版推奨)

出典はCapCut公式ヘルプとCapCut公式リソースです(2026年10月時点)。ブラウザ版はクラウドで処理するので、4Kの書き出しには時間がかかることがある、と公式ヘルプに書かれています。

PC版でつまずきやすい所

保存したファイルが見つからない、という相談がいちばん多い場面です。原因はたいてい、手順3で書き出し先を確認しなかったこと。もう一度「エクスポート」画面を開けば、前回の書き出し先が表示されています。Windowsならエクスプローラー、MacならFinderでファイル名を検索しても見つかります。

もう1つは、HEVC(H.265)で書き出したら古いパソコンで再生できなかった、というケースです。学校や会社のパソコンで再生する予定があるなら、H.264にしておけば安心です。

CapCut iPhoneでの保存方法の手順

iPhoneでは書き出しが終わると、動画は自動で「写真」アプリに入ります。ただし、CapCutに写真へのアクセスを許可していないと保存できません。保存できないときは、まずこの権限を確認してください。

iPhoneで保存するまでの流れ

  1. CapCutで編集を終え、右上の解像度ラベルをタップします。
  2. 解像度を選びます。iPhoneの標準カメラが「4K/30fps」で撮った動画なら、4K・30fpsにすると元の画質のまま保存できます(4Kの容量が大きすぎるなら1080p)。
  3. 書き出しボタンをタップし、100%になるまで待ちます。
  4. 「写真」アプリを開き、「最近の項目」の最後に動画が入っているか確認します。

「写真」に保存されないときの直し方

  1. iPhoneの「設定」を開きます。
  2. 「プライバシーとセキュリティ」→「写真」の順に開きます(Apple サポート)。
  3. アプリの一覧から「CapCut」を選びます。
  4. アクセスが「なし」になっていたら、「フルアクセス」に変えます。
  5. CapCutを一度終了してから開き直し、もう一度書き出します。

それでもだめなら、空き容量を見てください。「設定」→「一般」→「iPhoneストレージ」で確認できます。4Kで書き出すときは、動画そのものより大きな空き容量を書き出し中に一時的に使うことがあります。空きが数GBしかないなら、まず1080pで試すのが早道です。

iPhoneならではの注意点

App StoreのCapCutは、iOS 15.0以降が必要です(App Store・時点)。iPhoneの「写真」でiCloud写真を使っていると、保存直後はほかの端末に出てくるまで少し時間がかかります。

PCに送りたいなら、AirDrop(Mac)やiCloud写真、またはパソコンとケーブルでつなぐ方法が使えます。LINEで送ると動画が圧縮されて画質が落ちるので、元の画質のまま渡したいときは避けましょう。

CapCut無料版での保存方法と制限

無料版でも保存はできます。手順も有料版と同じです。違いが出るのは、有料素材を使ったときと、高い解像度・フレームレートを選んだとき。このときPro加入を求められたり、透かしが残ったりします。

CapCut公式ヘルプ「Why Am I Prompted to Join CapCut Pro When Exporting?」(更新)には、書き出し時にProを求められるきっかけが6つ並んでいます(このサイトで2026-10-22に数えました)。

「CapCut allows free users to preview many advanced features, but exporting videos that use them requires an active Pro subscription.」(CapCut Help)

訳すと「無料ユーザーも多くの高度な機能を試すことはできますが、それらを使った動画を書き出すにはProの契約が必要です」という意味です。

書き出し時にProを求められる6つのきっかけ

書き出し時にProを求められる6つのきっかけ
きっかけどの版で無料のまま保存するには
バッジ付きの素材(テンプレート・エフェクト・フォント・音楽・ステッカー)全部バッジのない素材に差し替える
AIツール(画像生成・台本から動画など)全部AIで作った部分を外す
有料のトランジション・LUT全部無料のものに変える
4K・60fpsの書き出しPC版1080p・30fpsにする
Pro素材を使った動画の透かしを消す全部Pro素材を外して透かしの原因を無くす
15分を超える動画スマホ版(地域で違う)分けて書き出す

出典:CapCut Help(2026年10月時点)。PC版では4K・60fps・透かしなしの選択肢がグレーになり、選べなくなると書かれています。ブラウザ版でも、無料アカウントは4Kで透かしとビットレートの制限があります(CapCut公式ヘルプ)。

無料版で透かしを入れずに保存する手順

透かしが入る条件は、公式ヘルプでは3つです。テンプレートに最後のクリップ(エンディング)が入っているとき、素材がクレジット表記を必要とするとき、書き出し設定に標準のアウトロが入っているとき(CapCut Help)。これを外していきます。

  1. テンプレートではなく、新しいプロジェクトに自分の動画を入れて編集します。
  2. タイムラインの一番最後までスクロールし、CapCutのロゴが入ったエンディングのクリップがあればタップして「削除」します。
  3. 王冠やダイヤのマークが付いた素材がないか、タイムラインを最初から見直します。
  4. プレビューで最後まで再生し、ロゴが出ないことを確かめてから書き出します。

無料版のくわしい制限は、CapCut無料と有料の違い、料金と制限まとめにまとめています。ほかのソフトの無料版とロゴの条件を比べたいなら、動画編集ソフト無料ロゴなし比較【2026年】が早見表になっています。

CapCut有料版(スタンダード/Pro)での保存方法の違い

有料版も保存の手順は同じです。変わるのは選べる設定と素材の幅で、PC版の4K・60fpsや有料素材入りの動画も透かしなしで書き出せるようになります。ただし、どのプランで何が解除されるかは購入する場所で表示が違うので、契約前に確認が必要です。

料金(2026年10月時点・最新は公式で確認)

CapCut公式サイトの料金ページに載っているプランは、無料版・Pro・Ultra・Teamsの4つでした(このサイトで2026-10-22に数えました)。一方、iPhoneのApp StoreのApp内課金には、スタンダードとProの両方が並んでいます。

料金(2026年10月時点・最新は公式で確認)
買う場所プラン料金(時点・最新は公式で確認)
公式サイト(Web)無料版0円
公式サイト(Web)Pro月額2,700円/年額21,800円(毎月800のAIクレジット・1TBストレージ)
公式サイト(Web)Ultra月額12,600円/年額144,800円
公式サイト(Web)Teams月額1,295〜2,180円(シート数による)
App Store(iPhone)スタンダード 月額1,080円
App Store(iPhone)Pro 月額2,180円
App Store(iPhone)年額9,900円

同じ「Pro」でも、Webで買うかApp Storeで買うかで値段が違います。公式サイトの料金ページには、割引の表示が出る時期もありました。

スタンダードとProで、保存はどう変わる?

書き出しの条件について、公式ヘルプは「Pro」を基準に書いています。スタンダードで4K・60fpsまで解除されるのか、公式の文書でははっきり確かめられませんでした(時点)。4Kで保存したいのが一番の理由なら、アプリの購入画面でスタンダードの説明に「4K」や書き出しの項目があるか確認してから選ぶのが確実です。

向いている人は、毎週のようにSNSに出していて有料テンプレートや素材を使いたい人、PC版で4K・60fpsを書き出したい人です。

向いていない人は、1080p・30fpsで足りていて有料素材も使わない人。この場合は無料版でも透かしなしで保存できるので、払う意味があまりありません。

デメリットは2つあります。月額なので、使わない月も料金がかかること。買う場所(Web・App Store・Google Play)で値段と解約の手続きが変わること。App Storeで契約したら、解約もiPhoneの「設定」からになります。ずっと払い続けるのが合うか迷うなら、動画編集ソフト買い切り比較【2026年】で月額と買い切りの損益分岐を見てみてください。

CapCutのエクスポート設定で画質を落とさないやり方

画質を落とさないには、解像度を元動画に合わせ、フレームレートを撮影時と同じにし、ビットレートを「推奨」より下げないことです。上げすぎても画質は良くならず、ファイルが重くなるだけ。だから「元の動画に合わせる」が基準になります。

3つの設定の決め方

3つの設定の決め方
設定決め方の基準例
解像度元の動画と同じ。元より上げても細かさは増えない元が1080pなら1080p。元が4Kでも投稿先が1080pまでなら1080p
フレームレート撮影時と同じ。YouTubeも「元と同じ」を推奨30fpsで撮ったなら30fps。60fpsのゲーム録画なら60fps
ビットレート「推奨」以上。PCで細かく決めるならカスタムで投稿先の推奨値以上YouTubeに1080p・30fpsなら8Mbps以上

YouTubeの公式ヘルプには、フレームレートについて「元のコンテンツと同じフレームレート」でエンコードしてアップロードするよう書かれています(YouTube ヘルプ)。30fpsの動画を60fpsで書き出しても、同じコマが重なるだけで滑らかにはなりません。

ビットレートについては、CapCut公式がこう説明しています。

「Higher bitrates mean more data per second, leading to better video quality.」(CapCut Resource)

訳:「ビットレートが高いほど1秒あたりのデータが多くなり、画質が良くなります」。逆に低すぎると圧縮で画質が落ちる、とも書かれています。

PC版でビットレートを決める手順

  1. 「エクスポート」画面でビットレートの欄を開きます。
  2. ふだんは「推奨」のままでかまいません。YouTubeに出す本番の動画なら「高」にします。
  3. 数字で決めたいときは「カスタム」を選び、次の章の表にあるYouTubeの推奨値以上を入れます。たとえば1080p・30fpsなら8Mbps(8,000kbps)以上です。
  4. 書き出し後のファイルサイズを見ます。1分の1080p動画が数MBしかなければ、ビットレートが低すぎるかもしれません。

画質が落ちる、よくある原因

保存した動画を見て「ぼやけた」と感じたら、設定以外も疑ってみてください。

最初の2つはCapCutの中で直せます。プロジェクトの比率(「比率」や「キャンバス」の設定)は、編集を始める前に投稿先に合わせておきましょう。

SNSごとに推奨されるCapCutの書き出し設定の違い

YouTubeの通常動画は横長16:9、TikTok・Instagramリール・YouTubeショートは縦長9:16が基本です。そのため、CapCutではプロジェクトの比率と書き出しの解像度を投稿先ごとに変えます。下の表は、各SNSの公式ページに載っている数字をもとに作りました。

公式の仕様とCapCutでの設定(2026年10月時点)

公式の仕様とCapCutでの設定(2026年10月時点)
投稿先公式に書かれている仕様CapCutでの設定の目安
YouTube(通常)MP4・H.264・AAC-LC。1080pは標準fpsで8Mbps、48〜60fpsで12Mbps。4Kは35〜45Mbps/53〜68Mbps。16:9が標準(YouTube ヘルプ)比率16:9・1080p・元と同じfps・H.264・MP4・ビットレート「高」
YouTubeショート3分以内、正方形または縦長(YouTube ヘルプ)。ショートの作成ページでは最大1080p(YouTube ヘルプ)比率9:16・1080p・30fps・3分以内
TikTok広告の仕様では縦9:16推奨・540×960以上・500MB以下・516kbps以上・mp4/mov等(TikTok広告ヘルプ)比率9:16・1080p・30fps
Instagramリール広告の仕様では9:16・1,440×2,560・MP4/MOV・H.264・固定フレームレート・4GBまで(Meta広告ガイド)比率9:16・1080p(できれば2K)・30fps

TikTokとInstagramの数字は広告用の仕様です。ふつうの投稿用に同じ形でまとめた公式ページは、見つけられませんでした。ただ、縦長9:16という基本は同じなので、ふつうの投稿の目安として使えます。

投稿先ごとの具体的な設定例

たとえばYouTubeに授業の解説動画を出す場合は、PC版でプロジェクトを16:9にして、1080p・30fps・H.264・MP4、ビットレートは「高」で書き出します。YouTubeの推奨値は1080p・30fpsで8Mbpsなので、カスタムで決めるなら8Mbps以上にします。

たとえばスマホで撮った部活の動画をTikTokとリールの両方に出す場合は、プロジェクトを9:16にして、1080p・30fpsで1本書き出せば両方に使えます。Metaの広告ガイドは、画面の上14%・下35%・左右6%に文字やロゴを置かないよう勧めています(Meta広告ガイド)。ここはSNSのボタンや説明文で隠れやすい場所なので、テロップは画面の真ん中寄りに入れましょう。

たとえば60fpsのゲーム録画をYouTubeに出す場合は、PC版で60fpsを選びます。ただし、PC版の無料版では60fpsの書き出しが選べないことがあります(CapCut Help)。60fpsのまま無料で出したいなら、別のソフトを使うのも手です。

1本の動画を横と縦の両方に出すとき

16:9で作った動画をそのまま9:16にすると、上下に黒い帯が入るか、左右が切れます。両方に出すなら、CapCutでプロジェクトを複製して比率を変え、文字の位置を直してから別々に書き出すのが確実です。手間はかかりますが、YouTubeショートは「正方形または縦長」でないとショートとして扱われないので、比率は必ず合わせてください(YouTube ヘルプ)。

次にやること

自分でやる人の今日の一歩

  1. いま編集中の動画を1080p・30fpsで1本書き出し、iPhoneなら「写真」、PCなら書き出し先のフォルダで、ちゃんと保存されたか確かめます。
  2. 投稿先を1つ決めて、上の「SNSごとに推奨される設定」の表の行に合わせてプロジェクトの比率を設定します。
  3. タイムラインの最後にエンディングのクリップや、王冠・ダイヤのマークが付いた素材がないか見直します。

自分でやるのが大変・早く確実にしたい人

CapCutの有料プラン(Pro):公式サイトでは月額2,700円・年額21,800円(時点・最新は公式の料金ページで確認)。有料素材を使いたい人や、PC版で4K・60fpsを書き出したい人に向いています。1080p・30fpsで足りている人は払わなくても保存できるので、向いていません。

別のソフトを無料で使う:無料のまま細かい書き出し設定を使いたいなら、DaVinci Resolveの無料版も候補です。できることは多い一方、PCの性能が必要で、覚えることも増えます。始め方はDaVinci Resolve無料版の使い方、最初の一歩にまとめました。

講座で学ぶ:書き出しより前の編集(カット・テロップ・音)でつまずいているなら、独学より講座のほうが早いこともあります。費用は講座によって大きく違い、目的がはっきりしないまま申し込むと持て余しがちです。切り替えるかどうかの判断は、動画編集初心者の独学|つまずく5工程と講座に切り替える判断表で確認できます。

このサイトの関係する記事

よくある質問

capcut 保存方法 無料でも透かしは消せる?

消せます。テンプレートを使わずに自分で編集し、タイムラインの最後にあるCapCutのエンディングのクリップを削除すれば、無料版でも透かしなしで書き出せます(CapCut Help)。有料素材を使った場合は、外さないと透かしが残ることがあります。

capcut 保存方法 スタンダードプランは何が変わる?

保存の手順は変わりません。App Storeではスタンダードが月額1,080円で売られています(時点)。ただ、4K・60fpsの書き出しが解除されるかは、公式ヘルプでは確かめられませんでした。高い画質で保存するのが目的なら、購入画面のプラン説明で確認してから選んでください。

capcut 保存方法 パソコンとスマホでどちらが画質が良い?

同じ解像度・フレームレートなら、大きな差は出にくいです。差が出るのは決められる項目の数で、PC版はビットレートやコーデックまで選べます。そのため、YouTube向けに推奨値をきちんと合わせたいならPC版のほうが確実です。

capcut エクスポートで保存に失敗する原因は?

多いのは、空き容量の不足、iPhoneの写真アクセスが「なし」になっていること、書き出し中にアプリを切り替えたこと、重いエフェクトの4つです。容量を空け、権限を「フルアクセス」にして、解像度を1段下げると直ることがよくあります。Pro加入画面が出て止まるなら、有料素材が入っていないか確かめてください。

出典

内容の誤りや古くなった情報に気づいたら、shigoto.ai.note@gmail.com までお知らせください。記事は順番に公式の情報で確かめ直しています。